
【タイトル】: 「Air Tone」
【発売元】:@MUSIK
【品番】:AT-001
【発売日】:2010年7月12日(月)
【販売価格】:\2,000(税込)
【収録曲】
(1)English Man in Newyork
(2)Feel Like Makin' Love
(3)All things you are
(4)Stone Pavement Street(Original)
(5)Diamond Dust
(6)Depression Blues(Original)
(7)Open Arms(Original)
(8)Over the Rainbow
【ゲスト】:池田雅明(Tb)※M4
ただし、ジャンルがジャズということもあり、どの店舗にもおいてあるというわけではございません。
しかし、全国どちらのCD、レコードショップでも上記「アーティスト名」、「タイトル」、「品番」をお店にお伝えいただきますと、
ご予約、ご注文ができます。
どうぞ、お近くのCD、レコードショップまでお問い合わせください。
・「渋谷タワーレコード」5F「邦楽ジャズ」コーナー
※試聴版をお店にお渡ししているので試聴できると思います。
・CDショップ「IZUMI」(JR南武線「あぃもーる」内)
※こちらでは、試聴機に入れていただいています。
・「WAKIN'」ジャズギター専門店
※サイン入りを置いていただいております。試聴もできます。
・「銀座山野楽器」
※来週入荷予定です。試聴版もお渡ししてあります。
少しデビューが遅い気がするが、”大器”とはそういうものかもしれない。
伊藤紀彦君の、まさに「待望のデビューアルバム」を、休日の社内スタジオを独り占めして、じっくりと聴かせてもらった。
彼とは学生時代からの長い付き合いなので、このアルバムに収録されている曲の原型となっているものを時々聴かせてもらってはいたが、その時の印象とは全く違う、
まさに堂々としたプロ・ミュージシャンの作品に仕上がっていて驚いた。
アルバムタイトルである「Air Tone」とは、世界にただ一人、伊藤君にしか出せない、オリジナルなギターサウンドの事。
彼が敬愛するエリック・クラプトンの「ウーマン・トーン」や「ハーフ・トーン」、ジェフ・ベックはノンピックでまさに彼ならではのギター・トーンを創造したように、彼もギタリストとしての”レーゾン・デートル”(存在価値)をそのギタートーンに求め、図らずも成功させている。1曲目から多用され、キーボートの音と聴き間違うかのようなギターの音色こそ、まさに「Air Tone」であり、これ以外にも多くの楽曲でその音色を存分に楽しむ事が出来る。
独特な「Air Tone」の他、ストラトキャスター、アコースティック、ガットギターを多用。音色もクリーンなトーンからディストーション・サウンド、ワウペダル等多彩な音色を使い分け、鍵盤楽器を極力排したまさに「ギター万華鏡」のような様相を呈している。テクニックだけで押しまくる「テクニカルギター」というジャンルがあるとすれば、本アルバムは、ギターという楽器の多様性を、彼の個性で追求した「Snonym”Guitar」というようなジャンルのものかもしれない。
総じて、ジャンルにこだわらない、気持ちの良い音を彼独特の「軽み」で仕上げたアルバムとなっているが、さらに掘り下げていくと、それが単純な軽さからのものではなく、何かを追求し尽くしたあげく到達し得たような、「諦観」の域からの哲学とモノ作りと言えるのではないかと思う。一聴すると軽いが、音は確かに色で言えば琥珀色だ。是非、何度も繰り返し、味わうように聴いて頂きたい。
「NO MUSIC. NO LIFE」だね、紀彦君。
Fumio Ishihara/ Yokohama F.M Broadcasting Co.,Ltd,